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1月9日(土)~1月24日(日)
~この道50年・心の譜(うた)~ 門脇正弘展
 


略歴 門脇正弘(かどわきまさひろ)

1941年 兵庫県加東郡社町(現・加東市)に生まれる
1975年 京展 市長賞受賞
1982年 安井賞展(’84、’87賞候補、’91)
1983年 独立展 小林賞受賞(’90田近憲三賞、’91小島賞、’92・’93奨励賞、’94独立賞)
1984年 日本青年画家展 優秀賞受賞(’85、’86)[日本橋三越本店]
1985年 日本秀作美術展 招待出品[日本橋高島屋]
1986年 京の四季展 委嘱出品[京都府買上]
1988年 ふるさと丹波絵画展 大賞受賞
1990年 兵庫11人の新鋭作家たち展(’92、’94、’96、’99)、個展[ニューヨーク、姫路]
1991年 輪と和展 招待出品[日本橋高島屋]
1992年 両洋の眼・現代の絵画展 招待出品(’93)[日本橋三越本店]、現代郷土作家展(’93、’95、’97、2000)[姫路市立美術館]
1995年 独立展 独立美術協会会員推薦
2001年 社町文化栄誉賞受賞
2002年 個展[日本橋三越本店特選画廊、大阪三越ギャラリー]、県展 審査員(’03)
2003年 4人の視点[尼信博物館]、芸術文化団体・半どんの会 現代芸術賞受賞
2006年 個展[日本橋三越本店特選画廊、高松三越本館美術画廊]、一展[凡画廊/加古川]、明日への夢展[原田の森ギャラリー]
2007年 個展[大阪帝国ホテルプラザ、アート・ギャラリー尾山]
2008年 個展[日本橋三越本店特選画廊、高松三越本館美術画廊]
現在 兵庫県加東市在住

■独立美術協会 会員
■日本美術家連盟 会員
■姫路市立生涯学習大学 講師
■朝日カルチャーセンター(芦屋) 講師
■神戸新聞文化センター(姫路ザ・モール、加古川、加西) 講師




門脇氏は、「故郷の自然」をテーマに、四季折々の風景や動植物たちを繊細なタッチで丹念に描き続けておられます。画面上には、作者の自然に対する温かい視線を通して描かれた静謐な世界が展開され、生命の息吹を感じます。ジャンルは洋画で、油絵具で描かれた作品でありながら、「日本画風に情感を込めて描きたい」との作家の思いがあふれる、日本画を思わせる緻密で美しい作品群となっています。会場には、大作10点を含む約40点が並びます。ぜひご覧いただき、日本の自然美を再発見してください。


【作家からのメッセージ】
展示作品は、生きている鳥たちや植物を描いた作品のほかに、死んだ鳥を描いた作品もあります。これも現実なのです。生と死を意識して描いた作品が並んでいます。ぜひお越しいただき、風景の中の空気を感じていただきたいですね。

 

    




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2月13日(土)~2月28日(日)
栃原敏子 Recent Works
     



略歴 栃原敏子(とちはらとしこ)

1991年 現代美術アーティストとして活動を始める。
1995年 神戸で個展開催中に阪神淡路大震災で被災。震災の体験を通して新たな境地を開き、数多くの作品を制作した。
1997年 ニューヨーク個展開催。SOHOアートフェスティバルでファーストルック賞を受賞。ザ・ニューヨークパブリックライブラリーに画家として登録される。
1998年 ニューヨーク近代美術館(MoMA)に画家として登録される。
1998年&1999年 アメリカの経済誌「インターナショナルエコノミー」で作品が世界中に発信され、現代美術アーティストとして国際的に注目される。バイエルアートフェスティバル招待出品(コネチカット)。
2000年 「震災と美術」兵庫県立近代美術館。インターナショナルアートフェスティバル招待出品(ロックフェラープラザ)。
2001年 ギャラリー島田オープニング展(神戸)。
2004年 「Healing」展 エルムハーストホスピタルセンター招待出品(ニューヨーク)。
2007年 画集出版/出版記念展を東京日仏会館エントランスホール及び銀座で開催。
2008年 ARTENIM南フランス国際アートフェア選抜出展/公式入場券とパンフレットに作品が使用される。ST-ARTストラスブール・ヨーロッパ現代アートフェア選抜出展。パリ個展開催。豊田市美術館ギャラリー「Toshiko Tochihara」展開催。
2009年 平成20年度「亀高文子記念-赤艸社賞」受賞。ニューヨーク郊外の大学にて「Toshiko Tochihara」展開催。
2010年 上記個展の巡回展をマンハッタンで開催。
現在 兵庫県神戸市在住。

【Corporate Collection】
兵庫トヨタ自動車・小田原かまぼこ博物館・ADIRONDACK COMMUNITY COLLEGE・あさご芸術の森美術館



栃原氏は、拠点を神戸・篠山・軽井沢・ニューヨークに置き、「人間愛」をテーマに制作活動を続けておられます。多くの公募展で多数の受賞歴を持ち、昨年は、兵庫県から一年に1人、女性作家に贈られる赤艸社(せきそうしゃ)賞を受賞。兵庫県内はもとより、東京やニューヨーク、パリなどで多数の個展を開催し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に画家として登録されている、国際的に活躍中の作家です。15年前の阪神淡路大震災を体験した栃原さんは、それを契機に、平和であること、命の大切さ、人を思いやることを大胆に表現した新しい作品世界を展開。会場には、人間や動植物、あらゆる生命が息づく世界をいとしく見つめ、その命の輝きを力強く表現した、大作14点を含む約30点が並びます。ぜひご覧いただき、作家の「愛」に触れてください。

【作家からのメッセージ】
― 過ぎ去った日々を知ること。今を知ること。遠くの出来ごとを知ること。
― それはより良い未来を築くことにつながるから。
― 隣人を愛することは平和な未来につながるから。
「人間愛」をテーマに描いた作品をぜひご覧ください。



    



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3月13日(土)~3月28日(日)
第19回位置展
     



【出品作家】
井上 直(兵庫県小野市)・大橋 明(兵庫県姫路市)・岡崎勝宏(兵庫県尼崎市)・加藤 一(兵庫県西脇市)・北川正志(兵庫県赤穂郡)・喜多 愛(兵庫県加東市)・清田哲男(兵庫県加古川市)・ケイコ(大阪市)・こじまのブコ(大阪府高槻市)・こやまさだお(兵庫県加東市)・車 史噯(大阪市)・新垣佳子(京都市)・竹垣惠子(大阪市)・出口昭緒(兵庫県姫路市)・中束範子(大阪府豊中市)・畑 博子(兵庫県神戸市)・伴 文夫(大阪市)・深澤一正(大阪市)・深森祥裕(兵庫県加古川市)・藤岡卓夫(岡山市)・藤川博正(大阪府高槻市)・古草敦史(香川県高松市)・堀尾昭子(兵庫県神戸市)・堀尾貞治(兵庫県神戸市)・松岡昭彦(兵庫県神戸市)・村居 理(兵庫県加古川市)・山下克彦(兵庫県尼崎市)・山本雅夫(兵庫県神戸市)



現代美術への理解と発展、文化の振興を目的としている、“位置”をテーマに展開する公募による展覧会「位置展」。本展は、1983年に姫路市立美術館で第1回展を開催したのを皮切りに、会場を京都、神戸、明石と移しながら現在まで18回開催しています。今回は、第1回展の姫路の“位置”に立ち戻り、7年ぶりに開催。出品作品は、油彩画、水彩画、彫刻、立体造形、写真、陶芸、オブジェなど、現代美術というジャンルの多彩な作品が集まります。出品作家は、位置展実行委員4名と公募による作家を合わせた28名で、大作を中心に約45点の作品が展示されます。それぞれの個性が光る会場となっていますので、ぜひ平面作品と立体作品が織り成す、変化に富んだ空間をご覧ください。

【作家からのメッセージ】
多種多様な現代美術作品が集った、楽しい展覧会です。ここは、いろいろな作品との出会いの場でもあります。展覧会では、きっと心に残る作品を見つけていただけると思います。ぜひ、会場に足を運んで、現代美術の風を受けてみてください。



    




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4月10日(土)~4月25日(日)
高木テルミ展 残暉―記憶する朱色―2010
     



略歴 高木テルミ(たかぎてるみ)

1994年 大阪芸術大学 美術学科卒業
2000年 徳島近代美術館ギャラリー グループ展「horon」
2001年 ギャラリーフォレスト 個展(徳島)、大阪府立現代美術センター 個展、ギャラリー幹 個展(倉敷)
2003年 ギャラリールネッサンス・スクエア 個展(姫路)、楓ギャラリー 個展(大阪)
2004年 パリ国際サロン 推薦出品(以降’05・’06・’07出品)
2005年 第33回スペイン美術賞展 表現技術賞受賞
2008年 ミレージャギャラリー 「欧州美術クラブ 選抜秀作展」(銀座)
2009年 ギャラリーアミロロ 個展(奈良)
現在 徳島県阿南市在住



作家の自宅のすぐ近くを流れる那賀川の上流で漉かれた排宮和紙や、着物の古布、朱色の粉絵具などを使って制作された作品は、作家独自の表現方法で、今回は大作を含む約20点を展示します。作品のテーマである「残暉(ざんき)」は、夕焼けの最後に山の端に残る朱色の残照のことで、この光は一日の終わりであると同時に、西の国では朝日となります。高木氏は、画面にこの一瞬の輝きを再現し、時の儚さと再生の強さを表現しておられます。温かくて、どこか懐かしい、そんな郷愁を感じさせる朱色の世界が会場いっぱいに広がります。ぜひ、その輝きに包まれてみてください。


【作家からのメッセージ】
「夕日」がテーマの作品を並べました。夕日が沈むのを見る時、悲しい気持ちになるのではなく、明日へつながる光ととらえ、希望や意欲、未来を感じて欲しい。ぜひ会場へお越しいただき、夕日の朱色からパワーをもらってください。



    




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5月8日(土)~5月23日(日)
柴田昌子展―あやなす・あやうい・あやしさ―
     



略歴 柴田昌子(しばたまさこ)

1964年 姫路市に生まれる
1995年 上野の森美術大賞展 入選、姫路市美術展 姫路市教育委員会賞、兵庫県展 入選
1996年 姫路市美術展 姫路市教育委員会賞、兵庫県展 奨励賞
1997年 個展(グストハウス/神戸市)
1998年 毎日新聞現代美術展 入選、関口芸術基金賞展 入選、個展(グストハウス/神戸市、ギャラリー・リボン/大阪)
1999年 個展(ギャラリー・リボン/大阪)
2000年 国際掌中新立体造形展 入選、個展(ギャラリーガレリア/たつの市)
2001年 個展(ギャラリー白/朝来市)
2002年 個展(ギャラリー海遊館/姫路市)
2004年 個展(ギャラリー白/大阪)
2005年 個展(ホテル・シーショア/たつの市)
2007年 個展(ルネッサンス・スクエア/姫路市)
2008年 姫路市立美術館 現代郷土作家8人展、個展(ホテル・シーショア/たつの市)、黒川録朗賞 受賞
2009年 個展(ギャラリーガレリア/たつの市)
現在 兵庫県姫路市在住



洋画家・柴田氏は、「日常に存在する植物」「毎日出会っているもの」をテーマに、椿、蓮、テッセン、月下美人など、身近に生きる植物を中心に描いておられます。作品は、油絵具で描いた後に鋭い切っ先で画面を引っかいて仕上げる、作家独自の手法で、画面上には植物のみずみずしさと複雑な色彩の奥深さが表現されています。植物のエネルギーや小さなものの生命力など、その圧倒されるような存在感は、いとおしくもあり、時には恐ろしくも感じるとおっしゃる柴田氏は、そのエネルギーと向き合いながら、制作し続けておられます。大作を含む約30点が並びますので、美しく咲き誇る花々をぜひご覧ください。

【作家からのメッセージ】
カッターナイフで削って、作品を仕上げていますので、離れて見るのと近くで見るのとでは作品の印象が全く異なります。ぜひ見比べて欲しいですね。あとは、皆さんの感性で自由にご覧いただければ嬉しいです。


    



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6月12日(土)~6月27日(日)
第23回こどもの絵画展
     

小学生を対象に作品を公募し、入選作品を展示する恒例の児童画展です。
今年も、兵庫県内外から約1300点もの作品が集まりました。応募作品は厳正な審査を行い、250点あまりの入選作品を選出し、会期中、その入選作品を館内に一堂に展示しています。



子供たちの鮮やかな色彩感覚や創造力、ユニークな視点や構図など、豊かな世界観が作品に表現されています。
会場いっぱいに並んだ、小さなアーティストたちの感動的な作品をぜひご覧いただき、子供たちの夢や希望、エネルギーを感じてください。



    



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7月17日(土)~8月1日(日)
片岡英恵展 2010 ~うにうにしたものたち~
     



略歴 片岡英恵(かたおかはなえ)

姫路市生まれ
好きなもの/水生生物・熱帯亜熱帯植物・微生物・顕微鏡の世界・スケルトン・原始的な形・石(特に鉱石)・ガラスの瓶・種・泡・プラネタリウム・マンゴー・グァバ・キーマカレー・ナッツ・フォルクローレ・続いていく感じ・お茶目な笑顔
「うにうに・ゆらゆら・キラキラしたもの」を描いています。

2006年 彩色図鑑(40人展・大阪現代美術センター)
2007年 常初花展(4人展・OZCギャラリーカラビンカ・大阪)、個展(ギャラリーアンテナ・京都)
2008年 EGGS EXHIBITION(47人展・海岸通ギャラリーCASO・大阪)
2009年 個展(ホテルシーショア・兵庫県たつの市)
現在 兵庫県姫路市在住



幼少の頃から、進化したものより原始的なものに惹かれる、とおっしゃる片岡氏の作品には、柔らかな触手や空気のつぶなどが多く登場します。濃密な空気が漂う森の中、音のない水の中など、太古より生命が脈々と受け継がれてきた、人間が立ち入ることのできない場所で生きるものたちを、アクリル絵具・岩絵具・水干絵具・クレパス・ペンなど、様々な画材を用いて表現しておられます。大小約40点の作品を展示しますので、鮮やかな色づかいと繊細なタッチで描かれた、作家の頭の中に広がる生命の世界を、ぜひご覧ください。

【作家からのメッセージ】
私の興味の対象は、小学生のころから、ほとんど変わっていません。よく科学館や植物園、水族館などを訪れます。多肉植物や食虫植物、海草、軟体動物、原生動物など、進化したものより原始的なものに惹かれます。それらが持つ独特の形や雰囲気――人の手が加わっていない、人間が立ち入れない世界を描いています。作品から、その世界に流れる時間、音、温度や湿度を感じていただきたいと思います。



    



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8月21日(土)~8月22日(日)
第6回夏休みこども木工教室
     
プロの作家の指導で、木工作品を作りませんか?
30㎝四方の台の上に、ユニークな形の木片や枝、カラフルな豆や布などを切ったり、貼り付けたりして組み合わせ、秘密基地や迷路、自分の家、動物など好きなものを作ります。ビックリするほどの大作が出来上がり、毎年大人気の教室です。
夏休みの工作の宿題にもぴったり!みんなで一緒に楽しい時間を過ごしましょう!!



開催日:8/21(土)~ 8/22(日)
参加対象:5歳~小学6年生までの児童
参加費:児童1人2000円(材料費・税込み)
講師:名村 仁(なむらひとし)
1955年生まれ・たつの市揖保川町在住・独立美術協会会友・洋画家・
組み絵作家・児童の木工教室を多数開催



    



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8月28日(土)~9月12日(日)
第19回ポートレート作家展
     



出品者略歴

・尾内 晃(おうちあきら) 国画会写真部会員、兵庫県神戸市在住
・小西國広(こにしくにひろ) 赤窓会会員、大阪市在住
・小林俊博(こばやしとしひろ) 赤窓会代表会員、兵庫県芦屋市在住
・島内治彦(しまうちはるひこ)  兵庫県姫路市在住
・中尾克彦(なかおかつひこ) 赤窓会会員、兵庫県加東市在住
・長崎 正(ながさきただし) 赤総会会員、兵庫県西宮市在住
・原田文裕(はらだふみひろ) 日本写真芸術学会会員、NPO法人 寧楽・平城・奈良 理事、現代アート集団「彩雅草」代表、大阪府八尾市在住
・藤森久嘉(ふじもりひさよし) 姫路新星フォトクラブ会員、日本肖像写真家協会会員、国画会写真部準会員、兵庫県姫路市在住
・松本コン太(まつもとこんた) 全日本写真連盟会員、日本赤十字写真奉仕団員、兵庫県姫路市在住
・松本烝治(まつもとじょうじ) 1964年~1972年 故・尾内七郎氏に師事、日本写真文化協会 第1回塚本賞受賞、兵庫県加古川市在住
・森田誉淳(もりたたかあつ) 東京造形大学にて造形学専攻、1997年  赤総会入会、兵庫県西宮市在住
・八木善生(やぎよしお)  日本写真文化協会常任理事、赤窓会会員、日本写真館協会理事、兵庫県神戸市在住


国画会・赤窓会・日本写真文化協会などに所属する作家12名による写真展です。本展は、若手からベテランまで幅広い世代の作家が集まり、近作・新作を発表する、毎年夏に開催される恒例の展覧会です。姫路市をはじめ、兵庫県や大阪府在住の第一線で活躍中の写真家が、“女性”のポートレート(肖像写真)作品を中心に約50点を展示いたします。作家によって表現技法が異なるため、それぞれの個性が際立った、美しい写真の数々が並びます。ぜひ見比べてみてください。


    



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9月18日(土)~10月3日(日)
藤原正和展 ~証をもとめてNo.3~
     



略歴 藤原正和(ふじわらまさかず)

1953年 6月20日岡山市生まれ
・ギャラリーASTO国際合同展(韓国・ロサンゼルス)
・但馬style今日の10人の視点(円山川公苑美術館)
・あさご芸術の森からの風 in サロン・ド・兵庫五人展(フランス パリ)
・フランス(バルビゾン)&日本(朝来)交流国際平面造形展(あさご芸術の森美術館)
・兵庫県&オーストラリア州交流国際立体造形展(あさご芸術の森美術館)
・芸術 in やぶ(円山川公苑美術館)
・ミレー150周年生誕記念展(ルソー美術館/フランス)
その他 企画展・個展・グループ展・公募展など出展多数
現在 兵庫県養父市在住


藤原氏は、「目に見えないものを描く」をコンセプトに、新聞紙・麻布・水性パテ・アクリル絵具・色鉛筆など様々な素材を使って、作品を制作されています。すべてのものが持つエネルギーや存在の証を画面上に表現したいと考え、自分のイメージを膨らませながら、動の瞬間、静の瞬間を描き続けておられます。ポップで愛嬌のある作品、メッセージ性を強く感じる作品、大胆な素材使いの迫力ある作品など、大作を中心に約40点の作品が並びますので、それぞれの「存在の証」を感じてください。

【作家からのメッセージ】
存在するものすべてにある、何らかの「証」を表現できればと思い、平面・立体にとらわれず制作しています。本展は、初期から現在までの10年間の作品を展示した、集大成の展覧会です。色鉛筆画、アクリル画、ミクストメディア、木彫作品など、遊び心を込めた作品が並んでいます。ぜひご覧いただき、感想をお聞かせください。



    



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10月9日(土)~10月24日(日)
野間清仁木工展 『刻木創形』
     



略歴 野間清仁(のまきよひと)

1960年 兵庫県夢前町生まれ
1981年 姫路の別注家具の木工所にて家具職人の道に入る
1994年 岡山県東粟倉村(現:美作市後山)に移住
創作家具工房「木道」を設立、創作活動を始める
2010年 ギャラリールネッサンス・スクエアで3回目の個展開催
その他 各地で個展開催


野間氏は、岡山県美作市に家具工房を設立し、ケヤキ・ナラ・クリ・サクラ・カエデなど様々な木を使って、家具や工芸品を制作しておられます。「暮らしの中で手仕事の木の物を使って欲しい」と、作家が生み出す、使う人々の心を豊かにし、暮らしを彩る家具や工芸品が大小あわせて約100点展示されます。ぜひご来館いただき、木の特性を最大限に活かして作り上げられた作品を、見て、触れて、感じてください。

【作家からのメッセージ】
ご来館いただき、実際に触ったり、腰掛けたりして、手作りの良さを見てください。既製品にはない、珍しい作品が並んでいます。木のぬくもりや美しさを感じて欲しいですね。



    



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11月6日(土)~11月21日(日)
四宮 龍展 ―瀬戸の海シリーズ―
     



略歴 四宮龍(しのみやりゅう)

1976年1月 香川県高松市御厩町生まれ
1997年3月 個展(アートギャラリー春風堂/香川)
1998年3月 東京造形大学美術学科美術専攻卒業
1999年3月 個展(宮武画廊/香川)
1999年~2000年 ロンドン・パリ・ニューヨーク滞在
2000年11月 個展(パティオけやき/香川)
2001年5月 香川県美術展覧会 香川県教育委員会奨励賞受賞
2002年4月 四宮金一・四宮龍二人展(アートスペースエス/香川)
2004年11月 個展(フタバ画廊/東京)
2005年3月 四国新聞連載 第40回菊池寛賞受賞作品「フツゼノムスメ」挿絵
2005年4月~2006年3月 四国新聞連載「翻訳家のひとりごと」挿絵
2006年2月 漂流物でアート(瀬戸内海歴史民俗資料館/香川)
2006年11月 個展(宮武画廊/香川)
2008年4月~2009年9月 四国新聞連載「香川ジャズクロニクル」挿絵
2008年11月 四宮金一・四宮龍 親子展(88ギャラリー/香川)
2009年4月 個展(嶋屋/香川・直島)
2009年7月 個展(高松市塩江美術館/香川)、資料館がすいぞくかん!?造形による水の生き物たち展(高松市歴史資料館/香川)
2009年11月 アートビレッジART FESTA!四宮龍展(高松平家物語歴史館/香川)、四国新聞連載「ジャズクロニクル」挿絵展(SPEAK LOW/香川)
2010年3月 三都ART CROSS(小豆島吉野レンゲ畑/香川)
現在 香川県高松市御厩町在住


「産業の発達は豊かな文化生活を与えてくれたものの、環境破壊や大気汚染などで私たちの生活を乱されていることは悲しいこと」と考える四宮氏は、瀬戸内海に住む一人の住人として、海の環境問題をテーマにした「Seaman(シーマン)シリーズ」の作品を制作し続けておられます。海岸に打ち上げられた流木や廃材を組み合わせ、環境破壊によって「Seaman」と化してしまったモノを制作し、作家自身の中にある、もの悲しさや寂しさを表現しました。会場には、高さ約100センチの「Seaman」がずらりと並び、見る者に訴えかけます。ぜひご来館いただき、可笑しくも哀しい表情の「Seaman」からのメッセージを受け取ってください。

【作家からのメッセージ】
約10年間で制作した作品を並べています。初期作品「かげろう」~「繁殖シリーズ」~「Seamanシリーズ」~最新の「瀬戸の海シリーズ」まで、年代を追って作品の変遷をご覧いただければと思います。



    



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12月4日(土)~12月14日(火)
第23回チャリティーのためのミニアチュール展
     



【出品作家】
■日本画/泉井小太郎、小林隆之、濵田君江、廣岡通正、光井章二、明星明子
■洋画/東 直樹、足立真知子、粟谷房代、井内利彦、石野善浩、井上展也、井上  仁、井上由美、岩井美津子、ウエダキヨアキ、王 一美、太田垣匡男、小原実知成、門脇正弘、上浦千津子、來住しげ樹、喜多万紀子、北山義明、衣畑紀子、木下かつ代、木下寿美子、工藤恵子、窪田福子、熊野  融、黒川明広、小谷雅朗、小山和夫、坂口知子、櫻井伸也、佐藤美紀子、四宮金一、四宮 龍、柴田昌子、曽根孝子、高木テルミ、高田三穗子、瀧本周造、竹内康行、竹内よし栄、田中繁雄、田中涼子、椿野浩二、坪田政彦、栃原敏子、冨永泰雄、内藤絹子、長岡国人、中嶋康評、名村  仁、浜淵泰行、平松賢太郎、藤原正和、堀川素弘、マサル・マツハラ、松島佳子、松永和歌子、松原政祐、丸山栄子、道広真衣、宮井健年、六鹿  泰、山口敏行、山﨑由佳、山本雅也、吉田純一、吉見敏治、よろずふきこ
■版画/いしだふみ、上中孝三、大上吉成、亀谷修次、岸田真理子、小林くみこ、志野和男、田中良平
中東  剛、廣田雅久、藤本清子、逸見亜古、柳本和子、行正勝信
■彫刻/池田丈一、角田登志雄、窪田啓子、芝山昌也、東影智裕、藤原昌樹、松田一戯、水田勢二
三桝明子
■工芸/荒川尚也、飯田あき、石井宏志、石北有美、植木 潤、大木みどり、大庭和昭、尾形良一、片岡聖観、木口秀一、岸上智津子、喜多千景、小林勇超、清水 剛、竹内  巖、西島 玲、野間清仁、福田笑子、藤本満里子、松本三男、水田真澄、光藤  佐、森野知子、ヨシダコウブン、芳野俊通
■書/北岡瑞桐、日下東雲
■デザイン/片岡英恵

国内外で活躍中の作家124名の、絵画・彫刻・工芸など多彩なジャンルの小作品300点余りを展示・販売いたします。出品作品は、主旨に賛同してくださった作家のご協力で、チャリティー価格で販売されます。本展は、サイレントオークション(会期終了まで入札状況は開示されません)となっておりますので、会場でお気に入りの作品をご入札ください。ぜひ、このチャンスにご来館いただき、一堂に会した、多くの作家の個性あふれる作品、様々なジャンルの作品をお楽しみください。
尚、本展での収益金の一部は、新聞社を通じて、県内の心身障害者施設運営団体「ひょうご子どもと家庭福祉財団」と「兵庫盲導犬協会」等へ寄付させていただきます。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。



    



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