2012年度・第25回

   
   
加西市立北条小学校6年
西村 恒星くん
「 長い年月をおえて こけむした羅漢 」
 
   
石仏の成り立ちをよく知る地元の人だからこそ描ける作品で、羅漢さん二体が語らっているようです。背景の木々や輝く光のような黄色は、作者のイメージを表現したのでしょう。長い時を経た羅漢像を美しい色で塗り重ね、細い線で彫られた顔と、立体的に彫られている手や足元の様子を描き分けた、抜群に上手い作品です。