2013年度・第26回

   
   
加西市立富田小学校4年
大谷 優飛くん
「 五百羅漢 」
 
   

羅漢像が多数並ぶ中、異彩を放つこの炎魔王像が作者を強く惹きつけたのでしょう。炎魔王の恐ろしいような、あるいは慈悲深くも見える、迫力ある表情を描き、色を絶妙に変化させて、苔むした像を表現しています。右奥に描いた2体の羅漢像によって、画面に遠近感が現れ、美しい青空や地面の落ち葉まで丁寧に描かれています。