2月の企画展は、姫路市在住の彫刻家・坪田昌之氏の個展です。
坪田氏は、「幼少期の記憶・社会的役割・潜在意識・感情の堆積など自己を構成する様々な層」「それらの層を貫く自己の中心軸」といった言葉では語り得ないものを、彫刻作品で表現されています。
今回の展覧会のテーマは「境界」。大作・小品約35点が出展されます。
ぜひご来館いただき、坪田氏の作品と対峙してください。
<作家メッセージ>
私達は、日々、無数の境界線の中で生きている。内と外、意識と無意識、記憶と現在、自己と他者…。これらの境界は固定されたものではなく、呼吸のように、絶えず拡張と収縮を繰り返している。
本展覧会では、人間の内面世界の複層性と、その最も深奥にある核心部分を、彫刻的言語で探求した作品を展示する。境界と空間を相互に浸食させることで、固定観念としての「自己」の輪郭を解体し、再構築する試みを行っている。
【略歴】
1976年 大阪市に生まれる
2001年 大阪芸術大学大学院 芸術制作研究科彫刻修了
2008年 釜山ビエンナーレ・ART IS NOW(韓国)
2012年 Biennale International Casablanca(モロッコ)
Made in Japan(スペイン)
2013年 原田の森ギャラリー・リニューアルオープン展
●各地で個展多数開催