
施主のN様。美術に造詣が深く、現在はろうけつ染めや絵手紙などの創作にいそしんでおられます。
N様(佐用郡)
2009年8月、台風9号による水害で、佐用町は甚大な被害を受けました。 築80年を数えるN様邸も濁流に呑み込まれ、1階部分は言葉にできないくらい無残な状態に…。 修復を任されたパナホームは、安全性と快適性を付加したプランで、大切な住まいの再生を図りました。
満足度95%をいただきました。
大人の背丈以上もの濁流が押し寄せ、全ての物を剥ぎ取らんばかりに暴れまわる…。
いつ終わるともわからない自然の猛威に、成す術も無く呆然とするばかり…。ご高齢のN様にとって、その日の恐怖は計り知れないものだったに違いありません。
さて、大雨が去って水位が下がると、N様のお住まいの1階部分は、見るも無残な姿に変わり果てていました。
「家の中は泥だらけ。家具はひっくり返り、建具は流され、大切にしていた食器もほとんど割れていました。言葉にできないくらい、ひどい有り様でした。あの日、私は2階に避難して水が引くのを待ったのですが、家の造りがしっかりしていたお陰で、助かったのだと思います」。
大きな被害を被った家をどうするか、N様は決断を余儀なくされました。
「何よりも、気に入っていた庭を守りたかったんです。建て替えとなると、庭もそのままというわけにはいきませんし、木々を植え替えると、立派な植栽に仕上がるまでに何十年もかかってしまう…。そこで、リフォームで対応することにしました」。
地域の多くの家屋が被害を受けたため、建築業者の受注合戦が活発になり、N様にも数社からのアプローチがあったそうです。
そんな中、パナホームには、N様の方から電話をいただきました。
早速ご訪問し、ご要望を伺うと、「とにかく元通りにしたい」とのこと。
しかし、パナホームとしては、「復旧に留まらず、N様にとってより安全で快適な住まいへとアレンジすべき」と考え、プランニングを実施。
和室はできる限り以前の趣そのままに、リビングや水周りなど日常使われる場所や設備については、形式に囚われることなく、計画を練り上げました。
例えば、台所は広縁と一体化して、ゆったりと寛げるLDKに…。
寝室の隣にトイレを新設し、就寝中にも楽に行けるように…。
また、段差をなくすと共に、廊下・洗面・トイレ・浴室を車椅子でも利用できるよう拡張して、万一の暮らしの変化にも備えました。
リフォームを終えたN様邸は、昔と今が上手く調和。
「以前のように、いつでも庭を眺めることができ、使いやすく快適になりました」とお喜びのN様。
その表情は、晴れ晴れと、そして若々しく輝いていました。
上阪英史(営業)
当社が目指したのは、復旧に留まらず、N様に「リフォームをして本当に良かった」と思っていただけることでした。
図面も資料もない状態でのスタートでしたが、完成後、N様の満面の笑顔を拝見できて、感無量です。
生まれ変わったお住まいで、末永く人生を楽しんでください。
N様邸のリフォームは、パナホーム兵庫のネットワーク企業「リフォーム兵庫」が担当しました。
上阪英史(営業)
当社が目指したのは、復旧に留まらず、N様に「リフォームをして本当に良かった」と思っていただけることでした。
図面も資料もない状態でのスタートでしたが、完成後、N様の満面の笑顔を拝見できて、感無量です。
生まれ変わったお住まいで、末永く人生を楽しんでください。
N様邸のリフォームは、パナホーム兵庫のネットワーク企業「リフォーム兵庫」が担当しました。