I様&T様(姫路市)
老朽化したアパートを相続されたお父様。ご高齢ということもあり、I様(妹)・T様(姉)のご姉妹が、代わってお建て替えを進められることに…。入居者の退去をはじめ、多くの課題を抱えながらのスタートでしたが、お二人の頑張りとお人柄で、感動のゴールを迎えられました。
満足度100%をいただきました。
アパートのお引き渡しの日、I様の瞳に映る『メルベーユ英賀保』は、終始涙で滲んでいました。
完成までの様々な出来事が、I様の胸中を、走馬灯のように駆け巡ったのでした。
「担当者の手紙の朗読で泣き、私達からの感謝状授与で泣き、建物を見ては泣き…。
こんなに素敵なアパートが建つなんて、言葉では表せない感動が湧き上がってきたんです」。
T様も、お父様にお見せする写真を撮られながら、静かに感激を噛み締めておられたそうです。
「色々なことがあって、スタッフの皆さんとは家族みたいになっていたので、アパートが完成して嬉しい半面、今までのように会えなくなるかと思うと、寂しくもありました」。
始まりは、2年前にさかのぼります。
「アパートの相続が完了し、パナホームで建て替えることを決めたのですが、そこからが大変でした」。
その言葉通り、お二人には大きな仕事が待っていました。
それは、老朽化したアパートの入居者に、気持ち良く退去していただくことでした。
入居中の方々との交渉は、とても忍耐のいるものだったそうです。
「最初は門前払いされることもありました。しかし、話を重ねるうちに次第に打ち解け、お茶を出してもらうまでになり、半年の間に、6人中5人が退去してくださりました」。
残りの1戸についても、お二人は「最後まで何とか自分達の力で解決したい」と、辛抱強く交渉を継続。
「1年かけて、納得していただきました」。
誠意を尽くされるお二人の姿に、当社のスタッフも感動。
最後の1戸のお引っ越しを自発的にお手伝いするなど、通常の業務を超えてサポートしました。
こうして、昨年12月、『メルベーユ英賀保』は着工に至りました。
「長い道程でしたが、おかげでパナホームの皆さんとは強い絆が生まれました。着工前にはスタッフ全員をあだ名で呼ぶようになっていましたし、打ち合わせの時も、今日は誰が来るのかなと楽しみでした」とI様。
「プランや仕様については、ほとんどお任せしました。パナホームの提案を受け、ワンルームタイプの単身者向けのアパートに決定したのですが、読み通りに早々に満室になり、嬉しい船出です」とT様。
ちなみに、アパート名の「メルベーユ」は、フランス語で「素晴らしいもの」。
アパートに関わる全ての人に、幸せが訪れますように…。
そんなお二人の強い願いが込められています。
高村 剛(設計)・日浦 一憲(営業)・岡松 孝太(工事)・南木 沢哉(外構設計)(写真左から)
I様とT様は、入居されている方々に、誠意を尽くして対応されました。 また、私達のことを業者としてではなく、対等な立場で接してくださりました。 そんなお二人の姿を拝見し、スタッフ一同、改めて「心の通い合う仕事をしなければ…」と強く思いました。 アパート建築という仕事の意義を噛み締め、それぞれの自覚を大きく育てることができた案件でした。
高村 剛(設計)・日浦 一憲(営業)・岡松 孝太(工事)・南木 沢哉(外構設計)(写真左から)
I様とT様は、入居されている方々に、誠意を尽くして対応されました。 また、私達のことを業者としてではなく、対等な立場で接してくださりました。 そんなお二人の姿を拝見し、スタッフ一同、改めて「心の通い合う仕事をしなければ…」と強く思いました。 アパート建築という仕事の意義を噛み締め、それぞれの自覚を大きく育てることができた案件でした。